少し前のことですが、映画館で
Everything Everywhere all at once
を見ました。
今年のアカデミー賞を何部門も獲得したので、ご存知の方も多いかもしれませんね。
映画としてはあまりピンとこなかったのですが
(この映画が好きな方、すみません。映画は味覚と似ていて、感覚はそれぞれだと思います)
ミシェル・ヨーやキー ホイ クァンの演技が素晴らしくて、
帰宅してからYouTubeで彼らのインタビューを見まくりました。
例えばこういうの⇩
全然聞き取れなくても意地でも英語で聴くという倒錯(^▽^;)
https://www.youtube.com/watch?v=j4mOWmJAEQg&t=2001s
友人が
「映画としてはいろいろと突っ込みどころがあるんだけど、
役者それぞれの仕事が素晴らしくて、
それが諸々を補完しちゃったんじゃないかな?
人生手弁当」
と言っていて、それぞれの人生の陰影がもたらした監督の想像以上の演技(持ち寄りの手弁当)が美味しすぎて、
思った以上の豪華パーティになってしまって、
それが世界を変えてしまったのかも…。
集団アートのミラクルです。
英会話学校にベトナムがルーツの先生がいらしたのでこの映画の話をしたら(キーはもともとベトナムからの難民)
「彼の受賞は誇らしいよ。
でも映画はなんていうか…変わってるよね?」
とビミョーな表情だったのが可笑しかったです。
