先月はDisney+ という配信サービス加入して
「マーダーズ・イン・ビルディング」
というドラマを見ていたのですが、これ、すごく面白いです。
https://filmarks.com/dramas/11079/15417
シーズン2まで見終わりましたが、3はまだ完成していないとのこと。
シーズン3が出来たら、また入ろう(うちは節約のためこまめに解約するタイプです)。
ミステリーなのでネタバレにならないことについて書きますね。
このドラマでは主人公の一人チャールズと、
以前つきあっていた女性(今は別の人と結婚している)の娘ルーシーが仲が良いという設定なのですが、
こういう
血はつながっていないけれど事情があって親子になった人達が、実の親子以上に仲良くなる
という話は、実は、店でもまあまあ聞くのです。
「実親が再婚して連れてきた人(義父や義母)がはじめは嫌だったけど、時間がたったらすごくいい人だと分かった」
「縁があって血のつながらない子供を持つことになったけれど、この子と出会うために結婚したのではないかと思うくらい絆を感じる」
時には親がまた離婚することになり(つまり戸籍上は他人でも)付き合いが続いたり…。
血が繋がっていない、ある意味他人でしかない人がとても大切な存在になることがある。
血は水よりも濃いといいますし、実際そうだなと思いますが(科学的には)、
濃いから揉めてドロドロになることも多々あり、
薄さに助けられることも少なくない…。
ドラマはニューヨークを舞台にした軽妙洒脱で肩の凝らないドラマですが、
家族の矛盾、幸せと背中合わせに存在する「ものすごい苦しさ」もきっちり描かれていて、すごくリアルでホッとします。
ちなみにスピルバーグもこれが大好きでロケ現場まで行ったという話が流れてきましたが、
彼も親子関係で苦しんだ一人ですものね…
自伝映画「フェイブルマズ」を見ると、彼が
「マーダーズ・イン・ビルディング」が好き
というのは「でしょうね…」と納得できます。「フェイブルマンズ」も凄い名作だと思います。