カプサイシン注意報

そば・料理「ありまさ」は店長であり調理師である夫と、ホールを担当する義姉(夫の妹)、そして私という3人で働く家族経営の店で、
私と義姉は交代で働いています。
義姉が働いてくれるとき私はうちにいるわけですが…
ある日の昼過ぎ、うちでまったりしていると店から電話がかかってきました。

夫かせ辛そうな声で
「手がものすごく痛い…火傷したみたいに痛んで仕事ができそうにないんだ」

朝、甘長ピーマンを調理していたら、手がだんだんと痛み出したとのこと。
思い当たるのは甘長しかない…でも、これまでも何回も調理しているのに…。
なんとかランチは営業したけれど、痛みがひどすぎるので対処法を調べてほしいと言っています。
すでに義姉も心配してスマホで見てくれて
「多分甘長ピーマンを素手で調理したから。甘長のカプサイシンが原因で、カプサイシンは油で拭き取るといいらしい」

夜の営業ができないと大変…というわけで、私も調べてみました。
ふむふむ、トウガラシなどカプサイシンを多く含むものを触るときは
素手は厳禁!
なんですね…。
全然知りませんでした Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン。

カプサイシンは脂溶性だそうで、油・アルコール・酢で洗うことが勧められています。
夫の場合、油でいまいち効果がないなら、アルコールとお酢で試してみましょうか…。
すぐに電話して夫に伝えたところ、
アルコールを揉みこみ、
そのあとにお酢を使い、
私が店に着くころにはかなり良くなっていました。

というわけでカプサイシンで臨時休業…にはならずにすみました。

今回の教訓は
■トウガラシなどは素手で触らない(調理中は換気も大事。ちなみに食べ過ぎも注意)
■カプサイシンは脂溶性、もし痛みが出たら油・アルコール・酢で拭き取るのが有効

でした。
かなり痛いので、皆様もどうぞご注意を…。

詳しく知りたい方は、こちらのクリニックのページが分かりやすいです。
http://www.omotonaika.com/%E3%82%AB%E3%83%97%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%81%AE%E5%8A%B9%E7%94%A8%E3%81%A8%E6%B3%A8%E6%84%8F%E7%82%B9/



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