素敵なお婆様お二人がご来店、カウンターで健康談義に花が咲いています。
「娘がアボカドがいいというから、食べ始めたの」
「朝の散歩をはじめたら、よく眠れるようになったのよ」
「目に悪いからスマホは1日30分にしたの。節約にもなるわ」
お蕎麦を完食なさり
「今日も美味しかったわ～(⌒∇⌒)」
「ご馳走さま(⌒∇⌒)」
どうもありがとうございます。
椅子から立ち上がりつつもお話は続きます。
「あ、そうそう…公民館でティラミスを習ってるって言ったじゃない?」
「何それ?」
「ティラミス。難しいわ～、先生は親切なんだけどね。ヨガより効率がいいっていうけど、10分でへとへとよ。年寄向けのコースだからゆっくりやってくれるんだけど…」
「ティラミス? 知らなかったわ。でも大変そうね。普通に生活してても骨折する年よ、気を付けて…」
お二人がお帰りになるまで、カウンターにいる全員がぷるぷると笑いをこらえていました。
帰り際だし、指摘するほどではないし、確かによく似ているし、微笑ましいというか、なんというか…(≧▽≦)
ピラティスはいっそティラミスに改名したらいいのに…
お蕎麦を運びつつ、そんなことを思う昼下がり。
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