大掃除は秋の季語? 片付け12日目・本は…本は…(後編)

今回本をジャンル分けしてみて良かったのは、
あ、このジャンルはほぼ丸ごと要らないかも…
というものに気付くことが出来たこと。

私は30代から40代にかけて、ライターとして医療・介護系の雑誌によく書かせて頂いていました。
家族に難しい病気のひとがいたこともあり、「自分ごと」としてかなり前のめりに取材・執筆していたと思います。
医師、看護師、臨床心理士、社会福祉士や介護福祉士、様々なセラピストといった専門家からお話を伺うにあたっては、私も基礎的な医療、介護、補完代替医療の知識がなくては…ということで、勉強会に行ったり、学会やシンポジウムに行ったり、時には資格を取得したり。
体のこと心のこと、人間の体というのはひとつの宇宙かと思えるほど奥が深く、学んでも学んでもゴールにはたどり着けない。
勉強はすごく大変…でもだからこそ面白く、記事の作成にも力が入りました。

ですから、そういう本がかなりあるのです(写真はごく一部です)。

介護系の本は父が認知症になった時に心強かったですし、医療の知識はこれからも無駄にはならないでしょう。
料理本、お茶本の時も書きましたが、飲食店経営をするにあたって、健康や栄養の知識があるのはすごく役に立ったと思います。表面的にはそんなものはなくても経営できるのですが、メニュー構成をする時の大きな指針になりますし、「食」に対する自分たちなりのスタンスがあるのは良かったと思います。

しかし、とはいえ…この分野に関する私の知識はライター時代のものです。今の私は店に立っている時間が長く、情報のアップデートはほとんど出来ていません。
それに医療系のライターをしていてしみじみ思ったのは
餠は餅屋
医療、医学という学問は非常に奥が深く、素人が入門書を読んで知ったかぶるほど恥ずかしいものはないのです(だからと言って、自分の健康を医師まかせにするのもまた違うと思いますが、この件はまたの機会に…)。
また一方で素人が医療的なことを知りたいと思ったらスマホ一つでかなりの情報が得られるようになった、そんな時代の変化もありますし…。

というわけで、結論としては、
医療・介護系の本はかなり整理できるかも…
と思いました。

ただ例外的に、カウンセリングを取材していて出会った「夢分析」に関しては興味が尽きず、医療関係者ではないものとして(医療関係者でないからこそ)勉強を続けて行こうと思います。
ご縁があって日本の夢分析(夢療法)の第一人者・坂内慶子先生に学び、数年間アシスタントをさせて頂いた経緯があり、私も分析ができるようになったのです。
今回は片付けの記事なので端折りますが、夢分析はものすごく面白く、そして生活で使えるアート(技術)なのですよ…。

というわけで、夢関係の本は保管・活用です。
※夢分析サロン「夜の瞳」は現在オンデマンドで対応させて頂いております。
今月は年越し蕎麦のこともあって動きがとれませんが、
ご興味のある方にはリーフレットもお送りできます(発送は今月中旬以降となります)。
このページの一番下にある
クリエイターへのお問い合わせ
をお使いくださいm(__)m。

医療・介護関係の他に
沢山持っていてかつ多少手放せるもの
には語学関連本(ほぼ英語)がありますが、これらについては語学記事でも触れていますので今回は省略します。
宗教・哲学系、美術系(画集含む)、小説や漫画系は、現在分類を考え中なので、こちらもまたの機会に。

最後に私が絶対手放さない本…

私はこれらの
暗いジュブナイル(PEANUTSってある意味ジュブナイルだと思うのです…)
に支えられて育ち、
暗いジュブナイルがあるから今も元気
だと思うので、これらはおばあちゃんになっても読むし、捨てません。

姪っ子や甥っ子には悪いけれど、おばさんが死んだら古本屋に売るか、自分達の子供や孫にプレゼントして嫌がられるか、棺桶に敷き詰めて下さい。
棺桶の底が本ででこぼこしてもおばさんは本望です…
と今から伝えておきます。

さてさて、本の片付けがいちおう終わりました。
立ったり座ったり写真を撮ったりで腰が疲れましたが(ううっっ)
一冊一冊に感謝しつつ、本棚に戻さないと…。

追記・来来来世があったら本屋さんか図書館司書になりたいです。

来来世は辞書編纂がしたいと思っています。
(今世は頭がかなり悪く、同時に学校が嫌いすぎたので、たぶんこの仕事は学歴がないとダメだと思うので頭も良くなりますように☆)

来世はテキスタイルデザインをやりたいです(絵が上手い星の下に生まれますように☆)