大掃除は秋の季語? 片付け10日目・本は…本は…(前編)

うかうかしているうちに11月も下旬…いよいよ片付けを頑張らないと
( ー`дー´)キリッ !!
と思っていた矢先に夫が新型コロナウィルスに感染しました(先週のことです)。
すぐに病院に行きお薬も頂きましたが、あれよあれよと熱が上がり、喉はガラガラ、顔色は真っ白…。
「調理師は味覚障害が何より怖いんだよ…」
とものすごく気を付けていたのに、かかる時はかかってしまいますね。

一緒に働いていた私やスタッフは検査も陰性で元気ですが、お蕎麦を打てるのは夫だけですから店は閉めるしかありません。
店に張り紙をし、ホームページやブログに告知、連絡できるお客様には取り急ぎ連絡。

家庭内で感染しても困るので夫を隔離して、あちこち消毒して、喉が痛くて何も食べられない…という人にゼリーやヨーグルトやジュースを調達。
店用に消毒用アルコールやペーパータオル、割りばしのストックがあり、災害時のために買ってあった紙コップや紙皿、保存食もあり、大きな困りごとはありませんでしたが、とにもかくにも家庭内感染を防がなくては…
というわけでここしばらくは店に出るのとは違う、張りつめているわけではないけれど油断もできない、24時間休みなしの緊張が続いておりました。

うちは普段夫が3食全部作ってくれるという体制なので(そうじ・洗濯は私の担当)、こういう時に改めて「いつもありがとう…」という気持ちになります。
たまに作ると、料理ってホント大変ですね…(なんか、こんな感想ですみません)。

というわけで患者さんに気配りしつつですが、緊急事態宣言以来のまとまった自由時間、まずは原稿を書くわけですが、休憩の度にどんどん片付け&大掃除をしていきます。

今回のテーマは本棚です。

本は私にとっては生命線というか命綱なので、極端に減らすつもりはありません。
が、自分の余命(長くてあと40年?)と視力や気力の衰えを考慮して抱え込みすぎないようにしようと思います。
単純に本に囲まれるという体験をしたければ好きな本屋さんに行くとか、
駒込の東洋文庫ミュージアムに行くとか、
角川武蔵野ミュージアムに行くとか、
ニューヨーク公共図書館に行くとか、
いろいろと手はありますし(あと少ししたら実際訪ねずVRで済んだりして…)、コンテンツだけでいいならkindleもあります。

どうしても「もの」としての本に愛着がある世代ですが、肝心なのは内容を咀嚼して血肉にすることですし、姪っ子や甥っ子が
「そんなに遺されても…(゜-゜)」
と思うのも申し訳ない。
というわけで、
■仕事に必要
■心から楽しめる
■よくわからないけれど、なぜか気になる

の3つに分類できないものは手放す、という方針にします。
よくわからないけれど…という項目は一見不要なようですが、本って後からすごく好きになる可能性もあって、お見合いも1回目でピンと来なくても3回は会えといわれるらしいですし(お見合いしたことはないですが)、思い切りがよすぎるのも考え物だな…ということで…。

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みんな紙の本が大好き!
こちらは「紙の本が好きでたまらないことについて書かれた紙の本」

今回はジャンル分けをして考えることにしました。
整理しやすい写真集から…

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4冊も!!

カピバラ…大好きなんです。
カピバラの聖地・長崎バイオパークにも行きました⇩ 。
いつか野生のカピを見にブラジルのパンタナール湿原にも行きたい!
これは問答無用に楽しめるから、文字が追えなくなっても楽しめるから保管。

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両手に花、あるいはハービー・ハンコック

スズメも大好きです。
私は子供の頃「すずめちゃん」と呼ばれていたので、他人とは思えない…(中途半端な帰国子女のため日本語習得のため必死でしゃべりまくっていたら、すごくおしゃべりな子だと思われたようで、あだ名はすずめちゃん、チュンちゃん、でした)。

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以前コーギーを飼っていたのです。
思い出すと涙が…
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つまり…動物最高!!

動物好きなのでもちろんこれも見に行きました。
コロナ禍でまだ事前予約が必要な頃…

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とても見応えがあって忘れられない展示。
京都の高山寺から鳥獣戯画のみならず明恵上人もいらっしゃって…(感涙)。
興奮してこちらの分厚い図録も購入しました(472ページもある)。

しかしこんなことをしていたらどれだけ時間があっても終わらないな…全然手放さないし…
とふと我に返ったので、次からはもう少しテキパキやっていきます。

追記・私の個人ブログのトップページにもスズメがいます。
画家・生嶋なぎさんが描いて下さいました。

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