観ました「君たちはどう生きるか」

渋谷の映画館は満席でした、スタジオ・ジブリの最新作「君たちはどう生きるか」。

私はとても楽しめました(^▽^)/
DVDでなく映画館で観て良かったです。

いろいろと謎は残るのですが、大筋では「千と千尋」よりずっと分かりやすく、
「未来少年コナン」「風の谷のナウシカ」「天空の城ラピュタ」「魔女の宅急便」「もののけ姫」「風立ちぬ」…
これまでの作品へのオマージュもあり、
ピクサーへの尊敬も感じられ、
アニメ好き、ジブリ好きはわくわくしっぱなしだと思います。

ちなみに夫は犬派でも猫派でもない「鳥派」の人なのですが(「カピバラ派でもある」)
鳥派の人、すごく楽しいと思います。

個人的には主人公の父親を全然いい男じゃない感じに描いているのが、良かったです。
宮﨑監督の描く「主人公の親」って、大概すごくいい人なんですが
(千尋の母みたいに実際はすごく屈託があるけれど、観客によく分からないように伏せてあったり…)、
今回はかなり批評的というか、しっかり毒が含まれていました。義理の母も。
そういう意味で全然子供向けの作品ではないのかもしれませんが、すごく現実的で、
子供は監督からのそのメッセージに大きくなってから気づくのかもしれません。
主人公が「君たちは…」を大きくなってから読むように。

そういえば私も原作小説を子供の頃読んだ覚えがありますが、内容は見事に忘れています。
微かに憶えているのは主人公のあだ名くらい。
私は比較的子供の頃読んだものを憶えている(それも克明に記憶している)方なのですが、
この本とは相性が悪かったのかしら…。

いろいろな意味で、再読したくなりました。

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