ありまさのお客様である小森慶子さんが出演なさった舞台が、先日大成功のうちに幕を下ろしました。
日程的に私は観劇できなかったのですが(本当に残念「ユーラシアン オペラ」が素敵だったので、また見たかった~)
ありまさのお客様の中には見に行かれた方もいらして、熱い!! 感想を伺っていました。
日経新聞でも絶賛されていたそうで記事を探しましたが、…すみません、ネット上で見つからなくて…
こちらがチラシ⇩
@世田谷パブリックシアター
「音楽劇 ある馬の物語」

今月22、23日に兵庫県立芸術文化センターにて再演されますので、
ご興味のある方はぜひ♪
さて、この舞台の稽古初日、小森さんがご来店下さった時のことです。
「稽古がはじまる前にハラスメントが起こらないように講習会があったのよ 」
と仰っていました。
専門家の講師を招いて、稽古中も、本番中も、あらゆるハラスメントが起こらないようにする方法をワークショップ形式で学んだとのこと。
講師が一方的にお話するのでなく、参加者それぞれが意見を述べつつ、話し合いつつ、ハラスメント防止を学び、考えたそうです。
うわー!!
時代は変わりますね。
そして…やっぱり少しずつ良くなってきている(≧▽≦)
私は1973年生まれなのですが、私達の世代って今思うとハラスメントが多かったですよね。
まず、よく見かけたのが体罰。
ごくふつーにありました。
小学生の頃に驚いたのが、クラスの男の子が掃除をさぼっていたら(私を含めほとんどの子は掃除していましたが)
先生から「連帯責任!!」と
全員げんこつで頭を叩かれたこと…。
怖っっっ!!
そして
痛っっっ!!
今なら考えられないけれど、そういう時代だったんです。
ほとんどの子は掃除しているんですよ。それなのに… 。
連帯責任なんて言葉、現在の教育現場で使われているのかしら?
以前は多用されていました。
「連帯責任」を使うと、子供同士で注意し合うから、管理しやすいんですよね。
これが歪んだ同調圧力になったりもするのですが、当時は弊害についても語られることはありませんでした。
人数も多かったですし、先生も大変だったとは思いますが(ロスジェネってかわいそう…)。
その後も小学生にして悪質なセクハラにあったり(これはもう、今なら犯罪だと思います…)、
お金をゆするタイプのいじめにあったり(お金は持っていなかったので渡しませんでしたが)、
よく不登校にならなかったな~
というか、不登校になればよかったのに、とすら思うトラウマみれ。
ちょっと時代は跳びますが、アート関係の大学にいたときも、
当時は「芸術は追いつめられてこそいいものが出来る」
みたいな思い込みがあって、今思うと変なハラスメントが多かった気がします。
長幼の序も今よりずっと重んじられていました(これが直にアルコール・ハラスメントにつながっていました。とにかく目上の人のお酒は断れない)。
女の子は現場でまかない担当とか(これは中には率先してやってくれる男性もいなくはなかったです。いつの時代にも先進的な行動ができる人はいらっしゃいます)、
そうそう、睡眠をとって怒られたこともあったなあ(「みんな徹夜なんだぞ」とか…)。
罵声とか、ものを投げつけたりとかね、ふつーにありました。
ちょっと長く(そして暗く・笑)なったので続きは明日書きますね…。