「ありまさ あり〼」が出来るまで ~隣町の隣町珈琲

隣町珈琲に初めて行ったのは、隣町珈琲さんが現在の店舗に移転する前、荏原中延の改札を出て右手にあった頃です。
友達と二人で出かけ、ピラフなど頂きました。
本が沢山ある空間で、本好きとしてはそれだけで癒されます。

その日は偶然、のちに殺害される安倍元首相が首相を辞めた日(2020.9.16)で、
平川克美さんと店長さんが「Bloombergに辞任のニュースが…」と話しているのが聞こえたのを憶えています。
「いいな~、私もBloomberg聞いて理解できればいいのに…」
と思いました。

帰りがけに隣町珈琲さんが作ったmal”(マル)というというずっしりした本を買いました。
平川先生まみならが、多くの有名作家さんが寄稿している手にとるだけでわくわくするような文集です。
「いいな~、喫茶店でこういう本が作れるなんて。私もこんな本が作れたらいいのに…」
と思いました。

翌年作った「ありまさ あり〼」は、(全然見た目もレベルも違いますが(^▽^;))
実は
mal”(マル)
の影響を強く受けています。
みんなで何か作る、ということをやってみたかったのです。
mal”(マル)は現在3号まで出ているので、Amazonでは買えませんが、お近くの方はぜひ…。
いろいろな意味で、とても憧れている喫茶店です。

隣町珈琲
https://tonarimachicafe.jp/

mal”を貸してしまったようで撮影できず、かわりに故・小田嶋先生のこちらを…
mal”第3号は小田嶋先生特集です。



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