ご挨拶健康にまつわるエトセトラ

2023-04-072023-08-04

このカテゴリでは、私がこれまで医療・介護雑誌で取材・執筆させて頂いた経験をもとに、
自分でできる心と体の健康法について書いていこうと思います。

ありまさで働くようになってから、
「女将さんはいつも元気で羨ましいわ」
「ありまささんは旅行で休むことはあっても(笑)、病気で休むことはほとんどないのね」
と言われることが何回かありました。

いえいえ、私は現在更年期真っ盛りで、決して元気はつらつではありません。

生理不順だし、動悸がするし、白髪はどんどん増えるし(笑)。
腕が痛くて上がらないという五十肩の兆候もあります。年齢的にはぎりぎり四十代ですが、四十肩を名乗るのは図々しいと夫に諭されたので五十肩、です。

お運びするときは不自然な姿勢になることも多く、開店から今までにぎっくり腰を3回。
生まれつき足の骨に奇形があり、成長期は土踏まずの部分にサポーターが必要でした。今でも歩いていて痛みが出ることがあります。
また小さなころから過敏性腸症候群で、胃腸が弱く、食が細く、今でもしょっちゅうお腹を壊します。
開店して数年たった時、突然自転車が体当たりしてくるという完全なる貰い事故ではありましたが…交通事故にも遭っています。

というわけで、実際はあちこち痛いことも多く、結構トホホな人生なのですが、
とはいえ、確かに病欠はほとんどしていません。

調子がいまいちのときでもまあまあ元気に、まあまあ楽しく、毎日なんとか働けています。
もちろんそれが出来るのは、ひとえにありまさのお客様のお陰で、
常にスタッフを大目に見て下さるから心も体も大きく落ち込むことがないのだと深く感謝しております。
それから毎食美味しいご飯を作ってくれる夫の力も大きいですね。いつもありがとうございます。

そして「お客様」と「夫」に加えて
健康関連の「取材で出会った方々」。
記事にするために教えて頂いたことを生活に取り入れています。
取材で得た知見を実践することで、私の心身は少しずつ少しずつ、まさに薄紙を剥ぐように良くなってきました。
若いけれど不健康だった20代に比べ、今は若くないけれど健康(笑)。
取材で出会った皆様のお陰だと思います。

生活の折々に思い出しては
「そういえばこれは〇〇さんに聞いたっけ、いいことを教えてもらったな～」
と嬉しさを嚙みしめたりもしています。

こころとからだのことは個人差が大きいですし、私は医療の専門家ではありません。
取材者としてより踏み込んだ記事を書きたいという気持ちから、カウンセリングやアロマセラピー、ハーブ等の勉強をして資格も取得しましたが、健康に関しては素人だと自認しています。

過去に多数の取材をさせて頂いたとはいえ、店に立つようになった2015年以降は医療・介護の記事はほとんど書いていませんし、
取材の際は資料や論文にあたったりしてエビデンスを確認するわけですが、現在の私はそういった調べものをすることもなく、日進月歩の医療の進化を「なんかすごいことが起こっているみたいよね～」と遠目に眺めるふつーのおばさんです。

ですので、このカテゴリでは決して「正解」や最新情報を提示するというわけではなく
ただ、私はこんなことをしてみましたよ…そうしたら、こんなことがありましたよ…というストーリーを、
つまり「健康駄話」をしたいと思います。

基本的には「自分がやってよかったこと」、自宅でできる、あまりお金のかからないセルフケアについてご報告していくつもりです。
そして機会があったらまた専門家にお話し伺いに行きたいと思っています。

巷には素敵で役立つ健康関連のサイトや動画が山のようにあり、そんな中で私ができることなんてあるかしら…? とも思いましたが
このブログの特徴としては、私が過去に健康関連の記者だったことに加え、飲食店で働いていることを活かして「食」の大切さと楽しさの記事を多めにしたいと思っています。

また以前、取材するなかで出会った「夢分析」はご縁があって長年勉強しており、自分で実践するほか、ワークショップや講座をすることもあります。
夢分析サロン「夜の瞳」を主宰していますので、夢を使って元気に生きる方法などをお伝え出来たら嬉しいです。

生きていると思いがけないことがあり、傷ついたり、調子を崩したり、時には病気やケガをしたり、
いろいろと大変ですよね…。

辛いことが重なると、
人生って体に悪いなあ(笑)
なんて思うこともあります。
でもまたしばらくすると
人生は体にいいかも…
と思うこともあったりして、そんなことを繰り返して年をとっていくのはしんどいけれど面白いものです。

人生の風向きを変えたい!
と願った時、風を操ることはできませんが、
自分の体勢を、体との向き合い方をちょこっと変えることはできます。
そんなちょっとした工夫、知恵、頓智(笑)をお伝えしたいと思いますので、
あまり有益なことを期待せず、お茶などで一息つきながらのんびりお付き合いいただければ幸いです。