出不精旅日記 8日目 迷い込む

雨はだんだん強くなってきました。
途中Mちゃんのお友達は
「会えて良かった! また台湾に来たら連絡してね!」
と言って元気にタイ語教室へ。
お話出来て楽しかったです。
再次見面吧!!

途中道に迷ったりしましたが、こんな表示が…

繁体字って本当に素敵☆

そろそろみたいですね。
Mちゃんが
「ここは前の2つと違ってまだ整備中で、きちんと観光化されていないよ。
正式には2023年の冬頃オープンする予定だから、台湾人にも知られていない。
撮影の穴場なの」
と教えてくれます。
カメラマンだからこその情報、どうもありがとう!

あ、右の方に小さく「入口」という文字が…

確かに全然観光化されていません。
人影も無く、ただ静かな雨の音だけ…

ここでいいのかしら~と思いつつ、→の方向に進んでみます。

あ、入口。そしていちおう「営業中」みたい。
台湾らしい玄関です

入ってみると小さな資料館のような、ちょっとした展示室になっています。
オープンはまだ先ですが、この建物についてはかなり出来上がっているのですね。

壁に資料が貼られていて、部屋の一部にはコミュニティスペースというのでしょうか、ワークショップに使えるような机と椅子も並んでいます。
ここの世話をしているらしいおばさま達がその椅子に座ってお話しています。
写真は
「恥ずかしい…」
とおっしゃっていたので撮影しませんでしたが、口々に
「外はすべるから気を付けてね。雨が止むまでここにしてもいいよ」
と親切にして頂きました。

確かに雨が強くなってきましたし、まずはこの中を拝見します。

朝鮮戦争がきっかけなんですね。
美軍は米軍です。
生活の息遣いを感じる絵。かなりの人口です。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

私達は時間がないので、雨が降り止むのを待たず外に出てみました。
写真には写りませんが、けっこう降っています。

右手に写っているのが資料室。ここを出て坂道を上ります。
あちこち工事中のようですね



…すごく雰囲気のある場所です。
リノベーション工事が入る前の今だからこその景色が広がっています。
あちこちがそのままで、今来ることが出来て良かったのかも…。

足元に気をつけて…
現在も使われている家が散見されます
台湾の旗
不思議な時間に迷い込む
煉瓦の見てきたものは…
おいおい(^▽^;)、と思う場所も。
グラフティのタッチは万国共通。
このごちゃごちゃ感の懐かしさ…

どこを見ても絵になりますが、私とMちゃんは雨のせいかだんだん寒くなってきました。
2人で先ほどの資料室に戻ります。
しばらく夫だけ撮影を続けていましたが、だんだん陽も落ちてきました。
Mちゃんが
「そろそろ『海辺のカフカ』に行こう」
と立ち上がります。
「歩いて行けるけど、時間がもったいないからタクシーにするよ。
これからカフェでしゃべるし、その後夜市に行って、それから空港なんでしょ」(彼女の台湾華語をなんとか推測)

彼女といると
「ベストのタイミングでその場所にいる」
大事さを痛感します。
改めて太陽の位置や天気、人の流れに敏感な職業なんですね。
ではでは、夫を呼びに行って…。

夫探しをしていた時に発見

Mちゃんも協力してくれて夫を無事回収。
彼女の貸してくれたレインコートを着た、鎖骨にひびの入った人

タクシーに乗って、いざ「海辺のカフカ」へ…。

(つづく)

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