出不精旅日記 台湾6日目(台中の市場)

天井の高い、清潔で広々とした部屋で目覚めました。
窓がないけれど明るい雰囲気なのは、部屋全体が白が基調だから。
民泊とは思えない美しさ、クオリティです。
すごい非日常感…。

そして、私は今ここを使っているけれど、これからここを掃除しなくていいのだな…という有難いやら申し訳ないやらな気持ちが溢れてきます。
すごい貧乏性…(笑)。

私は何か使っているとすぐにメンテナンスとかクリーニング、ゴミ出しや後始末の心配をしてしまうのですが、
ここではのんびりしていればいいんですね。

そういえば台湾のゴミ出し風景は日本とかなり違っていて、はじめは
「え?! 何!?」
と驚きました。
まず基本的にゴミを集める清掃車が来るのが夕方以降。
そして各自のゴミは集積所に集めておくのではなく、清掃車めがけてゴミを持った人達が集まってくる。
掃車の来るであろう時間にゴミ持参で待っている人もいるし、清掃車が来ると駆けつける人もいます(清掃車は爆音で「乙女の祈り」を流しながらゆるゆると走ってくるので、うちの中にいても「来た来た」と分かります。音楽が聞こえたらダッシュ…でも間に合うのでしょう)
いちおう集積所的なところもあるのですが、ゴミを置いておく人はあまり見かけません。
ゴミが長時間放置されてカラスや犬猫に荒らされることもないし、
臭気に悩まされないし、いいな…と思う反面、

時間が不規則な人はどうするのかな?
という疑問もわいてきます。
このあたりは引き続き調査しないと…。

今日はここ台中から電車で「彰化」まで行き現役の「扇状車庫」を見学する予定です。
夫はマイルド鉄ちゃんですし、甥っ子は本気の鉄ちゃん、いわゆるガチ鉄で夢は貨物の運転手。
私は鉄の人達を観察するのが好きというメタ鉄なので、
いろいろな意味で楽しみです。

しかし体が重いな~、
昨日夫に怒りをぶつけた罰かしら(゜-゜)
と思ったら、なんとここで生理に…。
更年期は予想もできないドラマの連続です。
とりあえず昨夜お風呂に浸かれたのを幸いとし、
身支度をはじめました。
夫が目覚めたので、「あいつ(生理ちゃん)が来たよ~」と報告します。

夫は「それは大変だね」と同情しつつ、シャワーを浴びたりしています。
「せっかくバスタブがあるのにかわいそうだなあ。
気持ちのアップダウンもあるから辛いよね。
寧子が悪いんじゃないよ。全部ホルモンが悪いんだ」
彼はこうして暗に昨日の私の言動も許してくれているのです。

私が更年期に入ってからというもの、我が家ではネガティブな出来事の多くがホルモンのせいにされてきました。
ごめん、これは…多分濡れ衣…(単に私が悪い)
と思うこともホルモンは黙って耐えてくれ、お陰で家庭は平和が保たれています。

私が何かしてあげたわけでもないのに、一方的に尽くされているような居心地の悪さはありますが、
とにかく、
いつも、
ありがとうホルモン…。

そして重い体を引きずりつつ、近くの市場へ。
すっきりとした、良いお天気です。
何はともあれ、朝ごはんを食べましょう。

以前も来たので、なんだか懐かしい
お寿司も売ってます。台湾の方にも大人気。
値段は日本と同じくらい…かちょっと高いことも。
でも買いました(笑 )。
出来立てのおかずを選んで、その場で食べられる人気店。
沢山の種類があって目移りしますね。
2人でこれ☝を分けることにしました。
部屋に帰ったらお寿司もあるし。

朝から外食する人が多い台湾、どのお店も大繁盛です。
私達もやっと座れたテーブルで
「頂きます!!」

優しい味で、あっという間に食べ終わってしまいますね。
夫は「まだ食べたい…」と言いはじめましたが、
お寿司があるし、これから動くので腹七分目くらいにしておきましょう。

市場にこんなインスタレーションも。
ちょっと唐突な感じはありますが、台湾はアートがすごく身近で、気楽に楽しんでいる感じがいいな~。

部屋でお寿司を食べたら、台中駅に行き、さあ電車で彰化へ。
扇状車庫、楽しみです!!

台中駅。ここから出発です。
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